2026.10.18 横浜山草会 秋の山草展


横浜山草会の皆さん。前列中央に橋崎文隆会長。左後列には、横浜ベイスターズ、読売ジャイアンツで名を馳せた会員の屋敷 要さん。スーパーカートリオとして活躍され、現在は鉄道写真家としても著名


横浜山草会
2026年10月17〜18日
横浜市吉野町市民プラザ2Fギャラリー

クサヤツデ(キク科)74㎝ 室岡和英
別名ヨシノソウは奈良県吉野山に多いことから。花は暗紫色で、控えめな渋さが魅力。神奈川県〜近畿地方の太平洋側に分布。夏〜秋は半日陰で、水を好むので特に夏の水切れに注意

ムレチドリ(ラン科)48㎝ 池田忠男
持ち込み5年。植え替え時にはマグアンプkをたっぷり入れる。6月まで日に当て、それ以降は半日陰で管理。自作の魔法の鉢で生育良好

ツルイワギリソウ(イワタバコ科)70㎝ 松本紀子
朝日のみ当たる日陰の棚上で管理。葉が枯れ始める頃地上部を整理し、ツルは増殖用に植え込む。鉢は自作の魔法の鉢

ルコウソウ(ヒルガオ科)70㎝ 武田恒夫
メキシコ原産の多年草だが、日本では冬枯れるため1年草扱い。この花は3月にタネをまき6月に開花、7月に再びタネをまいたもの。午前中日当たり

ノコンギク(キク科)コマツナギ(マメ科)ナキリスゲ(カヤツリグサ科)57㎝ 松本菊江
8年前にノコンギク単植でスタート。飛び込みを加え、現在5種の寄せ植えとなり、季節の移り変わりを楽しめるひと鉢に。自然な雰囲気を大切に手を入れるよう心がけている。現在は根が回り過ぎており来春植え替え予定

ホザキマンサク(マンサク科)マメヅタ(ウラボシ科)85㎝ 橋崎文隆
元は単幹で盆栽風だったが、5年前に根本から切断してヤゴ芽で柔らかく作り直した。現在15幹。腰水管理。白花マンサクの名でも流通している

リュウキュウハギ(マメ科)63㎝ 本間珠枝
東南アジア原産、花色が鮮やか.
挿し木から3年目、流れを活かして仕立てている。飾る前に葉を食害された葉を取り除いたそうだが、それが花を目立たせる結果となった。右流れのボリュームを支える重みのある鉢は安定感があり、花色との対比も映え見応えがある


シラサギカヤツリ(カヤツリグサ科)58㎝ 野崎明道
スッと立つ姿が生かされ端正な仕上がりに。北アメリカ南東部原産、水辺や湿地に生える植物で、日当たりよく腰水管理

キチジョウソウ(クサスギカズラ科)36㎝ 吉原まゆみ
鉢から大きくこぼれて下垂する姿が絵になる。花が咲き進んだ頃に見たかった

ストルマリア・ディスキヘラ(ヒガンバナ科)20㎝ 熊谷忠男
南アフリカ原産の球根植物。排水よく植え付け、休眠期の夏は水を切る

ノブドウ(ブドウ科)50㎝ 中村昌子
庭植えだったものを3年前に鉢上げ。全日照で管理。来春はスマートな鉢に合わせる予定

ツワブキ(キク科)オオバジャノヒゲ 黒龍(クサスギカズラ科)ツメレンゲ(ベンケイソウ科)他 36㎝ 阿部昭一
5年前にシンプルな寄せ植えを目指して制作。現在5種、ツワブキの大きめの葉と黒龍のしっかりしたラインとの相性がよく、存在感ある鉢とも調和

黒軸カリヤス(イネ科)45㎝ 髙橋幸吉
午前中日当たり、西日を避ける。冬は凍らさないよう保護する。水切れさせない

ツガルミセバヤ(ベンケイソウ科)30㎝ 高橋秀明
北陸地方の日本海側に分布。山地の岩場に生える。日当たりよく、水はけよい用土で過湿にしない

アマミカンアオイ(ウマノスズクサ科)28㎝ 髙橋和久
日陰で管理。夏は特に暗めの環境とする。水切れ厳禁。肥料を好む

押し花作家2名によるコーナー。山野草は鉢栽培だけではありません

押し花作品
「中国オオバヅタ イワカラクサ タヌキラン」 月川洋子
イメージは「やっと秋が来た!」猛暑を乗り越え優しい季節の到来です。背景の温かな色彩は、選りすぐりの和紙

押し花作品
「弥勒菩薩」 カラムシソウ 関口由江
構想1年、制作3年。小指1本で丸一日かかるそう。材料は カラムシソウのみで、表面は緑、裏面は綿毛が密に生え白く、葉脈も際立ち美しい。冷凍すると黒くなるそうで、これらを緻密に計算して仕上げられた力作

斑入りヒメザサ(イネ科)オオバジャノヒゲ 黒龍(クサスギカズラ科)コガネシダ(イワヒバ科)54㎝ 波多野千恵子
すらっとしたヒメザサと足元の3種が石に調和。趣ある敷物も個性的で一体感ある世界に

サツマノギク(キク科)47㎝ 鉢・片岡美津江 中川京子
持ち込み10年。2年前にこの横長の鉢に植え替え、一味違う景色に。日なたで管理

アキチョウジ(シソ科)松本紀子
毎年6月に摘芯して挿し芽で更新している。この作品は摘芯した元の株。半日陰で管理

ヒメアブラススキ(イネ科)86㎝ 橋崎文隆
3年前に幾つかの材料を合体させ制作。腰水管理で常に湿った状態。日当たりで管理

イワショウブ(チシマゼキショウ科)60㎝ 池田忠男
持ち込み5年。花の鑑賞期が長いのが魅力。実が赤くなる晩秋〜初冬の頃もいい。6月まで日当たり、その後は半日陰。植え替え時にはマグアンプkをたっぷり入れる

ナンテンハギ(マメ科)41㎝ 中川京子
5年前、友人からいただいた。花色が濃いのがお気に入り。春は日なた、その後は半日陰で管理。1年おきに植え替え

ノコンギク 桃仙(キク科)イタチガヤ(イネ科)34㎝ 本間珠枝
前年に2種類のポット苗を寄せたもの。このまま持ち込んで、より自然な一体感が表れることを期待している

ヒダカミセバヤ(ベンケイソウ科)ツメレンゲ(ベンケイソウ科)18㎝ 吉富和彦
来年3月で100歳を迎えるにあたりこれが最後の出品になるとのこと。
以下、作品に添えられていた吉富さんの短歌

歯は落ちて骨も曲がりし身なれども せめてみせばや野辺の白花

卆寿去り白寿も過ぎし我なれど なお学びたり野辺の白菊

越し方を顧みすればしろばなの ほととぎすこそわが友の花

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